鬼塚組
先代鬼塚清一郎が急死し、担ぎ上げられたのが現六代目組長の鬼塚心である。就任の際に古参連中を整理し、若頭に相馬北斗と後に佐野彪鷹を置き、フロント企業であるイースフロントを中心に組織力と財力を上げその規模を大きくした。
親でもある風間組も認識していない、裏鬼塚という組織を持つ謎の多い組織である。
出不精の心のおかげで、仁流会でも組長である心の認知度は薄く、若頭である相馬や彪鷹を組長と勘違いする組織も多い。
鬼塚 心
Shin Onizuka
鬼塚組六代目組長。株式会社イースフロント代表取締役。
幼少期は”及川”、青年期は”佐野”姓で過ごしており組長就任直前に鬼塚姓になったので鬼塚という呼び名が未だ慣れない。
幼少期を京都の片田舎、青年期は関西出身の彪鷹に育てられたので関西弁である。だが性格は関西のノリではない。
相馬との付き合いは長いが、未だに相容れない間柄である。
性格は基本的にものぐさで我が儘で得手勝手なところがあり、思い立つと後先考えず周りの事も考えずに行動することが多い。過去のことを一切、引き摺らず自分のプラスになると思えば関係を深めるタイプである。
他人に関心がないので顔を一発で覚えることは少なく、何なら存在すら忘れるようなところがある。
唯一とも呼べる趣味が車で最高級車と呼べる車を数多く所有しているが、そのハンドルを握ることは稀である。運転が嫌いなのではなく、させてもらえないという方が正しい。
長年放置していた鬼塚組本家に戻り、改装を加え静達と共に暮らしている。口数の少ない男ではあるが英語を流暢に話し、ロシア語も多少はわかるが中国語はさっぱり分からない。
トリリンガルというほどロシア語に長けているわけではない。だがどの国の言葉でも悪口を言われていることはなぜかわかる。
銃器はあまり使用せず、骨董屋で手に入れた日本刀を愛用している。拳勝負も得意で様々な格闘技をこなすが独学のものが多いので、妙な癖がある。
非常に稀な血液型、ボンベイ・ブラッド型で定期的に病院へ通い血液をストックしている。このことは相馬と彪鷹、主治医である塩谷しか知らず、ひた隠しにされてきた。
Thanatosに斬り付けられた傷が左脇腹から右上へ、首の頸動脈付近まで一直線である。
Height:185/Weight:75/Age:21/B.D:March 3th
相馬 北斗
Hokuto Souma
鬼塚組若頭。株式会社イースフロント副社長。
父親の良樹が鬼塚組の顧問弁護士をしていた関係で、心が鬼塚組に引き取られたときからの顔見知りである。
某国立大学法学部を主席で卒業、大学在籍中に司法試験に合格。その後に心に誘われるまま鬼塚組若頭に着任する。
そのままフロント企業であるイースフロントの表向きの社長に就任した。
最近、彪鷹が若頭として戻ってきたので組の仕事が減るかと思いきや、反対に手がかかる子供が増えたのと変わらない状態で疲弊している。
物腰も柔らかく見た目も柔和ではあるが、饒舌で雄弁。口では相馬には誰も勝てない。ポーカーフェイスで何を考えているのかよく分からない男。
スーツ姿で居る事が多く、ラフな格好で行動する事が稀である。屋敷の離れに住むように言われたこともあるが、プライベートな空間が欲しいと拒否していて屋敷には住んではいない。
心と同じく車が趣味。静の親友の暁と付き合っている？
Cayenne Tuebo S所有。
Height:182/Weight:74/Age:28
佐野 彪鷹
Ayataka Sano
鬼塚組若頭。
心を育てた養父ではあるが、心でさえもその素性を知らない謎の多い男。年齢不詳(自称３５歳）、過去不明。
その容姿は心によく似ていて、血縁者と勘違いされることも多いが赤の他人で血の繋がりは微塵もない。
心が唯一、力で敵わない相手である。
部類の酒好きでモルトウイスキーがお気に入り。心を上回る面倒臭がり屋である。
屋敷の離れに鷹千穗と住んでいる。普段は自分から行動をしたりはしないが、鷹千穗のことを嗅ぎつけられることを嫌い、少しでも不穏な空気を感じると行動に移すことがある。
Height:181/Weight:73/Age:??
崎山 雅
Miyabi Sakiyama
仁流会鬼塚組 舎弟頭。若頭の相馬の側近。裏鬼塚の総代。株式会社イースフロント副社長秘書兼総務総括長兼秘書室室長(G.A.D OP division)
妖艶と言われるほどに容姿が魅惑に満ちていて、どこか儚げなところがあるが、その見た目を裏切る鬼畜。
左目の下の二つ並んだ泣き黒子が特徴。華奢であるが格闘センス抜群で、相手の関節を潰すのを得意とする。
何事もそつ無くこなすように見えるが、料理の腕前は壊滅的である。
静の妹である涼子と月に１回ほど逢うことを楽しみにしており、有名どころのスイーツ店を制覇する勢いでスイーツに詳しくなった。
愛車はミニクーパ・クラブマン。
Height:175/Weight:60/Age:32
成田 久志
Hisashi Narita
仁流会鬼塚組 舎弟NO.2。メカニック担当。
心の側近であり、鬼塚組の数多い高級車のメンテナンスを受け持つ専属整備士。腕っ節が強く、明るい男。関西出身で、関西弁。
一新一家に実兄がいるが本人はそれを知らず、逢ってもいない。
心が出不精なおかげで屋敷に籠る事が多く、作業着スタイルで居る事が多い。
屋敷の離れに一から設計した住居を建て、雅と住んでいる。
愛車はMAZDA FD3S。
Height:180/Weight:78/Age:32
相川 準一
Zyunichi Aikawa
仁流会鬼塚組 舎弟。主に回収を専門。
性格は明るく誰とでも打ち解けることが出来るが、空気を読めないので崎山には常に激怒されている。
同期なのに崎山には異常に怯えていて、何度か本気の制裁を受けている。
女好きではあるが自分のポリシーに反することは絶対にしない。
元プロボクサーで幻の世界チャンピオンと呼ばれているが真偽は不明。異常に聴覚がよく相手の動きを耳で掌握し、更には元ボクサーなので反射神経も良いため組では負けなしの腕前ではある。
ただこれは雅には通じず、全身でその攻撃を受け骨を折られたこともある。
酒は弱いのであまり好んで飲まず、煙草も気が向いた時だけ吸う。
久志と雅の関係を知る、唯一の組仲間。
Height:175/Weight:63/Age:32
橘 武将
Takeyuki Tachibana
仁流会鬼塚組 舎弟。情報セキュリティなど、ITのスペシャリストとしての仕事を担う傍ら主に回収を専門としている。
相川と同じくやはり崎山が苦手というよりも、恐怖を感じる相手である。
Height:192/Weight:115/Age:34
佐々木 紫輝
Shiki Sasaki
仁流会鬼塚組 顧問役。マネー・ローンダリングを専門にしている。
長身であるが痩身のために”にょろにょろ”とか”棒っきれ”と揶揄されるが、本人はさして気にしていない。
佐々木よりも長身の橘が居るのだが、華奢な分、背が高く見られがちである。
性格は温厚で我鳴ったり憤激したりすることがないが、時に残忍で残虐な一面を覗かせるときがある。
幹部の中では年長者なので何かと相談を受ける事が多く面倒見もいいが、相川との会話には苦労する。
愛煙家ではなかったが、組に入ると同時に吸い始めた。
Height:189/Weight:70/Age:38
高杉 遊樹
Yuzu Takasugi
仁流会鬼塚組 舎弟。武器兵器管理。
コミュ障と自他ともに認める偏屈者。武器マニアで、組の武器管理を一手に担うが入手ルート等は高杉の個人的なルートであり、それを知る者は居ない。
幹部連中の中では一番年下だが、敬愛という概念がないので年上や上司を敬うということは清々しいまでに一切しない。表にはなかなか出ない（出せない）ので裏方に徹する事が多い。
”ゆず”という可愛らしい名前だが、本人は至って気に入っている。自分が少しでも興味を持たないと、話しかけられても返事もせず目も合わせない厄介なところがある。
幼い頃に某国に売られ、長らく某国で反政府組織の兵士として戦場に赴いていたことがある。なので誕生日や出生が不明確で年齢も戸籍上という形であるため、正確な年齢や名前等の出自は本人も知らない。
戦場に出ていた経験があるので、銃の腕前は組で一番である。トラップや爆薬も扱うが国内で発揮できるわけもないので、それが不満である。
屋敷にあるガレージの奥に武器庫を作り、ほとんどの時間をそこで過ごしているが枕が変わると寝れないので、寝るときは家に帰っている。
Height:174/Weight:60/Age:27
神保 義由
Akiyuki Zinbo
仁流会鬼塚組 顧問弁護士
相馬の大学時代の後輩であり、相馬信者。心をクソガキ呼ばわりする。独特の眼鏡の上げ方をするのが癖であるが、本人に自覚はない。
祖母から譲り受けた亜麻色の髪と瞳を持つクウォーターであり、その容姿は目を見張るほどであるが冷たい雰囲気がまるで人形のようだと揶揄されることが多い。一人称は”僕”であるが、苛立ったときにはそれが変わるときもある。
相馬と共同事務所を開業することを目的に、海外でも活躍できるようにと国際弁護士資格を習得。ただ、その留学の時期に相馬は鬼塚組の若頭に納まってしまい、その夢は脆く崩れた。そのせいで心のことを心底憎んでいる。
その後に相馬の父親である良樹に手を回し、何とか鬼塚組の弁護士に就くことになり今に至るが、相馬には早く組を辞めて共同事務所を開業してほしいと切に願っている。
検事志望だったこともあり、相手を護るというよりは責めることの方が多い。
フロント企業であるイースフロントの顧問弁護士でもあるが、組での弁護の方が多いために部下に任せっきりになっているのが不満である。
昔、やさぐれた過去があり、腕っ節にも自信がある。それを証拠に初対面の心と殴りあう暴挙に出た。
両親共に大学教授（父親は犯罪心理学専門、母親は法医学専門）、長兄は検事、次兄は警察官僚の職に就いては居るが、鬼塚組の顧問弁護士に就任の際に勘当され籍も外されてしまったので戸籍上は兄弟ではない。次兄は及川と同期である。
Height:177.5/Weight:65/Age:27
裏鬼塚組
表組織である鬼塚組で出来ない仕事（組織壊滅・内偵など）を一手に担うのが裏鬼塚である。
この組織を纏めるのが崎山雅であり、この裏鬼塚に一体、何人の人間が居てどんな人間が在籍しているのかは心でさえも把握していない。
雨宮 或人
Aruto Amamiya
仁流会裏鬼頭組に所属。
主に内偵などを専門に動くが静に偽名を使って近付き、彪鷹に二人して攫われた失態を犯し裏鬼塚は解雇。のちに静専属のボディーガードになる。
整った顔立ちだが、目付きが悪く近寄り難い雰囲気を醸し出しているが内偵のときはこれがガラリと変わる。基本的に他人と馴れ合うのを嫌っているが、全く受け付けないというわけではなく相川などと世間話や馬鹿話をすることもある。
酒好きなうえ、酒に詳しいので屋敷の酒も管理している。Cachetteではバーテンとして働いていて、ワイルドな雰囲気がいいと本人の与り知らぬところでファンが居る。
意外に面倒臭がり屋なところがあり、Cachetteで静の恋人だと誤解されているが、色々と好都合だとそのままにしている。
屋敷の離れに一人で住んでいるが、留守にしていることが多い。静を屋敷に送り届けたあとは、連絡を取れる状態にしていれば自由に行動できる。
世界を暗躍する殺し屋、Thanatosが死んだと思っていた双子の片割れ、戒人だと判明する。幼少期に中国で暮らしていたため、中国語を話すがあまり知られた話ではない。
Height:183/Weight:75/Age:?
佐野 鷹千穗
Takachiho Sano
仁流会鬼塚組に所属。
銀の目、銀の髪を持つ異端児で、その肌は透ける様に白く、通称”死神”と呼ばれる。
口が利けず感情も乏しいために、誰もが鷹千穗に近寄ろうとはしないし鷹千穗からも近寄ることはない。ただ、彪鷹には異常なまでの執着を見せる。
出生などは謎に満ちていて、なぜ目と髪が銀色なのかも不明である。佐野姓を名乗っているものの、彪鷹との血縁関係も不明。
真剣での立ち回りを得意とし、太刀筋は心のそれによく似ている。一度だけ心とやり合ったことがあるが、心が自分の刀ではなかったこともあり鷹千穗が優勢であった。
截拳道（ジークンドー）の他にカリとブラジリアン柔術を習得しているが、刀がないときだけ見せる技である。
静がうっかりコーラを飲ませてからは、炭酸にハマっている。
Height:176/Weight:60/Age:??
鬼頭組
仁流会京都支部統括長。長年、京都の極道をまとめ上げてきた老舗極道である。組長は眞澄の父である信次。姐は鬼塚誠一郎の妹である久佐子。
鬼頭 眞澄
Masumi Kitou
仁流会京都支部統括長鬼頭組若頭。
心の従兄弟。兄弟と間違われるほどによく似ているが、本人はそれを快く思ってはいない。
性格は粗野で乱暴。思う通りにならないと癇癪を起こすが、心と本気でやり合い犬小屋に放り込まれ御園と逢えなくなったことで少しだけ改めるようになった。
従兄弟である心を敵対視しているが、そもそも仁流会の後継者と呼ばれる人間、誰一人として合わないので心だけが特別ではない。
心とは違い、身だしなみに気を使う。サングラスを愛用することが多く、標準よりも手足が長いのでスーツもオーダーメイドで作る。
御園に異常なまでに執着をしている。
Height:182/Weight:78/Age:28
御園 斎門
Simon Misono
仁流会鬼頭組若頭補佐。
掴みどころのない性格で常に気怠げな男。実家は由緒ある寺で、本来は御園が後を継ぐはずだった。
代々、寺と合わせて道場も運営していたため、武術の達人である。だが自ら動くようなことをしないので、それを知る者は少ない。
煙草は嗜みはしないが、酒はザルである。
癖のある京弁で喋り、実家の名残と本人は言うが身体からは香の匂いがする。その性格のせいか相馬に嫌われているが本人は相馬が大好きである。
だが破天荒な万里はあまり好きではない。
心と同じ、非常に稀な血液型、ボンベイ・ブラッド型である。そのため眞澄は御園を外に出そうとしない。
Height:176/Weight:65/Age:28
cachette 他
cachetteは鬼塚組が経営する店の一つで、オーナーは崎山である。だがフロント企業であるイースフロントでの業務が忙しく、店長である早瀬に任せきりにしている。
cachetteとは名の通り隠れ家を意味しており、常連客か口コミで来店した客しか居ない店である。
吉良 静
Shizuka Kira
心の恋人。cachetteの店員。大学卒業後に就職はせずに、自分の店を持ちたいという夢もあり修行も兼ねてcachetteで働いている。
主に厨房での雑務を担当しているが、店内が忙しくなるとカウンターに出て行くことが稀にある。
容姿に強いコンプレックスを持つが、性格は負けん気が強く意外に喧嘩っ早い。すぐに足が出てしまうことを改なければいけないとは思っている。
母、妹の三人家族。妹は親戚の養子に。母親は県外の兄弟の病院へ転院。父親は鬼籍に入ったので身近な家族がいない。
離れて暮らしているせいで妹には激甘である。華奢に見えるが、他人が引くほど大食感。好き嫌いはなく味にうるさくもなく、ポイントは量である。
動物が好きで、最近では庭の池に住む鯉に鷹千穗と餌をやることを習慣としている。
人を見かけで判断せずに中身をしっかりと見ようとする真っ直ぐな性格ではあるが、とりあえず崎山が苦手である。
Height:173/Weight:59/Age:23/B.D:May 12th
星 紫咲希
Murasaki Hoshi
cachetteのバーテンダー。
メガネをしていて野暮ったく装っているが、造形は驚くほどかなり良い方で美人である。神童のお気に入りでもあった。
トーク力がある訳ではないので、バーテン業は本当はしたくないが時給が良いので渋々やっている。
店でのニックネームは”スター” 苗字からそう呼ばれている。
Height:182.5/Weight:65/Age:27
塩谷 和人
Kazuto Shioya
仁流会鬼塚組 専属医師（闇医者）
正体不明のモグリの医者。粗野で乱暴でその見た目からは医者には見えない。腕は確かだが、治療が荒いので組の人間は行きたがらない。
心が苦手とする数少ない一人。
Height:178/Weight:68/Age:34
桜庭 暁
Akira Sakuraba
大学院生。
静の幼馴染みで親友。今はチェコ文学で名を馳せる充磐花桜の助手として日々、雑務と研究に追われている。
一つの事に没頭すると周りが見えなくなるタイプで、非常に頑固なところがある。そして馬鹿が付くほどに何事に置いても真面目で、研究熱心である。
端正な顔立ちとモデルと見紛うようなスタイルではあるが、女性の扱いには不得手で、恋愛に発展する事は少なかった。彼女が居なかったわけではない。
今は相馬と付き合ってはいるものの、相馬の真の姿をまだ知らない。人を疑わないところもあり、静が誰とどう関わっているのかも分かっていない。
Height:183/Weight:75/Age:23
充磐 花桜
Kanon Mituiwa
大学教授。
チェコ文学の若き巨匠と呼ばれるほどに、チェコ文学に長けた男。その世界では崇拝されるほどに素晴らしい知識を持ち合わせているが、人としては最低な男である。
自他共に認める暴君で、助手は自分の下僕か何かと思っている節がある。
食うに困らなければ、今すぐにでも教授なんて辞めてしまいたいと思っている。論文判定は厳しく、未だかつてA判定を出した強者は居ない。
またゼミも鬼ゼミと呼ばれていて、脱落者が大学一という驚きのゼミである。
Height:176/Weight:68/Age:35
舘石 千虎
Yukitora Tateishi
月笙が鬼塚組に小型爆弾を届ける際に利用した運送会社に勤めていた男。
極道には全く縁もゆかりもないが、心が怪我をしたときに家に転がり込まれ関わりを持つこととなった。
思ってもいない現実に柔軟に適応する能力は高い。現に心が何かと利用してくるが嫌がることも混乱することもなく受け入れている。
食うに困らないようにとあらゆる資格と免許を持っており、フルビット免許も習得している。FPS系のゲームが好きでサバイバルゲームにも参加するので、エアソフトガンではあるが銃器にも詳しい。
本人曰く、７割は男寄りのバイセクシャルである。
鷹千穗に好意を寄せ始めているが、心に釘を刺されてしまっている。
Height:182/Weight:78/Age:28
enemy 他
仁流会と心へ攻撃をしてきた刺客。
Thanatos
Thanatos
悪党専門の殺し屋。中国名は
戒人であったときの記憶は喪失している。元々、騙されてヤク漬けの日々を送っていたので記憶と共に薬物依存の記憶も戻ってくる可能性もあるので、或人としても生きていてくれただけでいいと思っているので記憶は喪失されたままである。
Thanatosは代々継承されている殺し屋のコードネームのようなものである。戒人が何代目のThanatosなのかは不明。
李王暁の名付け親は月笙である。
投身自殺の際に出来た顔の傷を隠すために、カバースカータトゥーという右側の目の下から頬にかけて龍のタトゥーを入れている。元々、戒人と或人は幼少期に中国で過ごしてきたので、中国語は喋れる。
あまり関係がないが先天性欠如歯である。因果関係は分からないが或人は埋伏過剰歯であり顎の中に一本、歯があるが支障がないので放置している。
牛尾刀を器用に操るがターゲット対象によって、銃だったりナイフだったりと武器を変える。得意なのは牛尾刀である。
リラックス効果や安眠効果のために月笙がお香を常に炊くので、身体に匂いが染み付いている。
Height:183/Weight:73/Age:?
梁 月笙
RYou Gessyou
殺し屋Thanatosの窓口の様なもの。どの仕事を受けるかは月笙が決め、王暁がそれに文句や異議を唱えることはない。
王暁の出自を調べ、日本人であることと双子であることを知った。元々、組織に属させるつもりもなければ、Thanatosの継承者にするつもりもなかった。
独学と王暁に教えてもらうことで日本語はマスターしたが、言葉に詰まり中国語が出てしまうことがある。それを王暁がフォローする。
銃器を扱うが腕前が良い方ではない。交渉や調達、情報収集を得意としており、戦力として秀でいるわけではないのは自負している。
腕にケロイドの痕がある。王暁と身を置いていた組織の紋章の刺青を入れていたので、それを消した痕である。組織は王暁によって壊滅させられている。
Height:180/Weight:78/Age:?
神童 理生
Masao Shindou
神代組の元幹部。心の実の伯父である。心と彪鷹へ異常な執着を見せているが、それが本当はどちらに向けられているのかは不明である。
情報収集能力に関してはずば抜けていて、それを証拠に裏鬼塚である雨宮のことと心の恋人である静のことを掴み、その上でcachetteへ足繁く通う奇行を見せていた。
心と違い武闘派ではない。本人曰く、ものすごく弱い。だがどの組に所属しても幹部ポストに就いている。
ヤクを御法度としている仁流会と違い、悪と薬物は共依存の関係だと思っている。だが本人はそれを使用するような真似をせずに利用することに徹している。
口振りは穏やかで紳士であり激昂することもほぼない。外見も心には似ず、一見すると裏世界の人間には到底見えない。
心の母親であり実の姉である乃愛に性的暴行を行っている。それからすぐに自分の落ち度で懲役をくらってしまい、その間に乃愛は鬼塚の愛人となってしまっていたことが一生の不覚だと思っている。
Height:177/Weight:63/Age:?
来生 由多加
Yutaka kisugi
元は仁流会の二次団体の組に所属していた井高という男の右腕として、動いていた。だが鬼塚組の内紛の時に彪鷹にその組も井高も殺され、彪鷹を殺すことだけを目的に生きていると言っても過言ではない。
仁流会に入り込むために佐渡と盃も交わしているが、あまり知られた話ではない。
仁流会の追ってから逃げるため、整形を繰り返している。ただその奇抜とも思える顔は不気味で、人受けはよくないが本人は至って気に入っている。
髪の色は気分で変えているが、常に薄い色のサングラスをしている。整形の失敗で弱視になったとか、眼球の色を変えようとして失敗した等の噂は様々ではあるがどれも確証があるものではない。
性格は穏やかでジェントルマンを気取ってはいるが、激昂すると手がつけられなくなる。潔癖症で皮の手袋を常にしている。
両親と兄と弟が居るが家を出てから逢っていない。
日本を追われてから中国に渡り、
Height:174/Weight:70/Age:?
橅木 桔梗
Kikyou Kaburagi
大多喜組若頭。大多喜組に居る組員の中で一番、武闘派で情け容赦のない男。
静の父親が入水自殺をしたのも、橅木の追い込みの激しさが止めを刺した形である。そのせいで静に恨まれ嵌められ、服役することになった。
出所後に大多喜組すら無くなっており、行き場を失うこととなる。
Height:188.5/Weight:85/Age:-
Mēdeia
Mēdeia
本名、性別、正体不明。
地下格闘賭博場のオーナー。鷹千穗のことを崇拝している。
首輪をつけた少年を隣に置いているが、少年の正体は不明である。
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